新潟は大雨と聞いて、ビックリしてしまった。
 三条市とか中越〜下越の方が被害出たと言うことで、うちの実家の方は大丈夫だったっぽいけど、そんな豪雨は今までになかったような気がする。

 おばあちゃんが亡くなってから、家がそのままだったりする。
 夏休みには必要な仏壇などを運んで、一切空けてしまわないといけないのだけれど。

 被害がどんな物なのかと調べているうちに、うちの方でもいきなり夕立。
 雷も鳴りだしたのですぐPCの電源切って様子見していたけど、バラバラと雨が降る音がすごいは、今まで陽がまぶしいほどだったのに暗くなってしまうはで、ちょっとおびえてしまった。
 そう。劉備どのと同様、雷が苦手なのです(劉備のは怖いフリをしただけか)。
 しかしこれを書いている今は、嘘のように止み、暑くなってる。

 こういう雨の降り方をするって事は、夏も本場なんだろうね。
 ここ数日、どことなく気分が鬱々していたり。
 だからか知らないけど、今日はだんな様が「焼き肉に行こう」と。
 そのついでに、買い物にも。

 二人して、サンダルで安くていいものがないかなぁと探して、1足ずつ購入。
 わたくしのは正確にはサンダルじゃなくてミュールか。
 普段自転車で出かけることが多いので、微妙に反対されたけど、ミュールであまりにもカワイイのを見つけたので買ってしまった。
 あまりかかとが高すぎず、飾りの部分が何とも味わい深い、アジアンな感じのもの。

 他に「これは!」って言うのもなかったし、これで自転車に乗るな、と言う条件付きですが・・・。
 多分自転車乗るんだろうな、それで運転途中、靴が脱げて、気を取られているうちに転倒→大惨事になるんだろうな、と・・・買う直前までだんなさんにチクリチクリ言われてしまった。
 さすが我が夫。何もかもお見通し。
 いちいちフローチャートのようなものを説明するような手つきで言う。

 「分かったよ。乗りますん」
 「こら!どっちだ!」
 「・・・多分乗っちゃうかも。」
 「まったくぅ」
 「いいもん。内緒にするから」
 「そういうの内緒にできる性格じゃないでしょ!大体傷だらけになるからすぐばれる!」

 このようなくだらないやりとりをしつつ、ショッピングモールを歩いた。


 久しぶりの焼き肉。と行っても「牛角」なんだけど。
 店員の応対が一番丁寧だから、と気に入っていたりする。
 BSEの影響か、ハラミが今豚のしかないのが少々残念なのだけど、大満足してしまった。
 今日はいつになく良く七輪が燃えて、網交換をかなり頻繁にして頂く。

 ただ・・・
 じゃがバター、前のが良かったよー。
 新じゃがみたいな小さいのを6〜7個、アルミホイルにくるんだみたいのがさ。
 そうじゃなかったら、せめて男爵いもにしてくれると嬉しいな。あのほくほく感が好きなので、って「ご意見ご感想」のアンケートに書けば良かったな。
牛角つながりでもう一つ。

この塩だれ、なかなか美味しいです。
思ったよりニンニクがきいているのでびっくりしてしまったけど。

レシピをあれやこれやと考えるのがめんどくさくなると、冷凍庫にある肉を出して、しばらく揉み込んで炒めるだけでなかなか満足したり。
ごはんも進むし、後は野菜をたっぷり摂ればOKと言う手軽さも気に入っていたり。

でも、揉み込みすぎるとかなり味が濃くなってしまって大変。
以前鶏肉だかで試してみたら、美味しいのは美味しいけど、おかげでごはん3杯近く食べてしまったのでした。

でも、ただかけるよりも、揉み込んで食べた方が数倍良いかと。
 中日との試合。今だゲーム差はかなり開いたまま、そして巨人を引きずりおろす事も果たせていないタイガース。
 金曜日は負けたけれど、少なくとも勝ち越して欲しい。こんな風にコツコツやっていくのも大事なんだろうな、と思いつつ観戦。

 翌日はハマスタで、久しぶりの試合観戦なので、今日勝って勢いづいて横浜に来てくれたら、と思っていた。

 が、試合が動く気配全くなし。
 山本昌・野口・川上あたりは、是非打ち崩して欲しいけれど、なかなかそうも行かない。
 去年も何やかやで中日相手にはずいぶん苦しんだし、負け越しを許してしまったし、どうも苦手意識が見ているこちら側にもあるような。

 この手の展開になると、両チームの投手がいつ崩れるのか、何処まで踏ん張るのかが気になって、釘付け度もいっそう上がる。今日もまた然り。

 7回・勝負時。
 強い阪神は、7回8回に底力を見せてくれるはず。
 しかし先頭打者が桧山なので、何とも微妙な心境になってしまった。

 むしろ好きな選手の方に入るのだけれど、今年はアベレージの割にはあまり打っている印象がない。
 もの凄くチャンスの時に、豪快な空振りを見せたり、どうにもならないポップフライ、最悪の時にはゲッツーで万事休す。と言ったシーンを今年も何度か見た。
 金本が敬遠で、その後「なめとんかぁ!」と発奮してくれれば良いものを、本当に相手の思惑通り打ち取られた、とかね。
 去年は要所要所で決めてくれたのに、さっぱり振るわないイメージの方が強い。
 3割越えたあたりから、「一体いつ打ったんだろう?」なんて思ってしまうほどだった。

 良くても、誰もランナーが出ていないところで出塁。繋ぐかどうかは後の選手次第と行ったところだろう、と、ちょっと冷ややかに観ていた。
 別に意地悪な目で見ると言うつもりはなく、あまりにも桧山に期待してしまうとそれが外れたときにがっかり度が何倍にもなるし、自分ルールながらあまり褒めすぎていると桧山は打たないような気がするので、このようになってしまったり。

 が。
 内角低め。もっとも彼がつられて振ってしまいやすいコースと思われる所に来た球を見送った。
 これをやり過ごせるときは、もしかしたらもしかする。
 なんて思っていたら本当に、出た!桧山砲!!

 ソロだけどさ。そりゃ。
 なんとか1点でももぎ取ってくれたら、と、胃がシクシクし始めた頃合い。
 これに触発されたか、更に打線はつながり、試合は動いた。

 最後1点取られたものの、なんとか勝利。

 桧山にはついつい毒づく事が多いのだけれど、この人が試合を決める1本が出るとやはりたまらない。
 彼が良く使う「勝利の美酒に酔いしれる」と言う言葉があるけど、明日もお願いしますよ。

読み忘れ三国志

2004年7月18日 読書
昨日に比べたらまったり一日が過ぎていった。

日曜朝市に出かけて以降は、特に出かける場所もなく。
今にして思うと、京王のタイガースショップでも物色すれば良かったなぁなんて後悔してるけど、それはさておき。

「三国志」は何度も読んで、そのたび毎に新しい発見を自分でしていくのが楽しいと思うので、このタイトルだけではいささか邪道かしら?とも感じたけれど、ちょっとした雑学や、漢以前の時代をひもといて検証してみたりもしているので、一応図書館で借りてきた。
まだ読み切ってないけど、感想など。

確かに「三国志演義」「三国志」を読み返しつつ、様々なことを考えていくという方法がメインになっている。
「演義」には出てこない、劇の中だけでの話などにも取材しているようす。
けど、ある武将の意外な一面とか、何故馬一頭だけで簡単に寝返ってしまうのか、等々読んでみると結構興味深いくだりもあるので侮れない。

戦いに不可欠なのはやっぱり馬。
しかし当時いかに貴重な物でもあったか、などは結構面白かった。
そういえば董卓は元々は西涼を拠点としていたのだった。異民族の脅威に脅かされる場所。
西涼と言うと、まず始めに浮かぶのは馬超になってしまうけれど、それより何より董卓この人を忘れては行けないなぁと思う。
個人的には、あの名馬・赤兎が彼の手に入った経緯など知りたいけれど、それはさておいて、比較的馬が手に入りやすく、「羌族」をうまく使えていた節があるらしい。
馬の一件以外を見ても、董卓は「暴君だけど有能」と言うのが何となくうなずけた。
ずるがしこさもあるし、悪運に強い気もするけども。

残忍な面ばかり強調されていて、屈指の悪人。漫画もゲームも非常にイヤなキャラクターとして描かれている董卓だけれども、こんな風に違った面を見つけると、またこれはこれで面白みを感じてしまう。
到底「好きな登場人物」に上がることは今後もないと思うけれど、あまり知ろうとしなかったので、いい機会になった。


後は一つ一つ自分の中で印象に残ったのを挙げていくときりがないので今のところは省いておく。

ところでこの本の表紙は、長坂における趙雲の単騎駆けのシーン。
「趙子龍」と書いてある男性の胸には、赤ん坊が抱えられているからすぐ分かる。
ちょうど裏表紙の方に、魏の将軍が彼を追いかける図が来ている。
悪役である証の「黒い隈取り」をしている。
張コウなど、もうここまでくると鬼に近い外見。真っ赤な顔に隈取りだものね。

無双の張コウとは到底結びつかない(汗
と言うか逆に、何故彼が、やたらめったら「美しい」を連発するキャラにされてしまったのか、その辺を知りたい。

そういえば、この絵にも登場しているが、同じ魏の将軍、しかも五将軍筆頭にあげられる張遼の顔には隈取りが施されていないのは何故だろうか。
関羽の親友だから?
 いやはや・・・。
 何から書き始めたらよいやら。

 昨日は遅くなったし、そのままのテンションでこの日記を書いたら、どえらいものができあがってしまいそうだったので、冷静になった今改めて。

 中国に行く前に一度東京ドームに行ったきり、野球観戦はご無沙汰。
 あちらにいる間はかなり野球に飢えた。テレビではスポーツ中継はかなり色々なものを放送されているけれど、何故か野球だけは見ていない。かろうじてBS1で、時々阪神の試合を見ていた程度。
 中国にも一応プロチームができたけれど、知名度はかなり低いらしい。
 父の言葉をそのまま借りると、「ソフトボールと区別のついていない人が多くて、野球なんて女のスポーツと思っている」人が多いとのこと。えぇーー。

 で、間近で取れたのが今日のハマスタ、とこういうわけなのです。
 当時の心境からすると、どんな席でもかまわないぐらいで。
 なんとか内野自由席を確保。

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 午後一番ぐらいに関内に到着するように出かける。
 この気候のせいか、移動中だんな様と二人ともぼんやりして、いやーよく寝た。
 山手線以外では熟睡。

 12時半くらいに関内に到着して、とりあえず列を確保してみた。
 前回ハマスタに来たときは、ロード最終日、マジックを減らしていくぞ!と言う、あの熱気むんむんな頃合いだったので、同じくらいに到着しても列の長さが全然違う。
 確か売店があるあたりまで後ろだった。

 シートを広げ、中華街かカレーミュージアムに行こうと言うことに。
 なんだか気持ちがだれているので、引き締めるため?気分がカレーになったので、後者へ。
 こちらの方が近いと言うのもあるけど。

 一番惹かれた店は30分待ちとかで、断念。ざっと物色して適当なところで食べることに。
 番号札を渡されたのだけれど、これが 「39番」だった。

 39。すなわち矢野だ。なんだか縁起がいいね!と、かなりこじつけて元気を出す。
 なんでも、担げるなら担いでしまいたい、縁起。
 いやー。辛いを通り越して、なんだか舌がビリビリしてしまった。
 ラッシーが美味しかったので、これで癒しつつ、と思っても追いつかないぐらい。

 軽く売店を物色し、簡単にラッシーが作れると言うのを購入。
 カレーは多すぎて、どれにしようかとさっぱり分からなくなったのでやめにしておいた。ネット販売もしてるみたいだし。

 2時半くらいに再びハマスタへ。
 風があれば涼しいけど、飲み物がどんどん減ってしまう。
 近くのコンビニもかなりの混雑ぶりで、欲しいものも殆ど買えず、とりあえず売り場にあるものを確保するような形。
 この暑さのなか、手軽なのでパピコでも食べたかったのだけれど、選ぶ余地なんてございませぬ。

 だらだらと話をしていたら、ファンの方が「濱中選手にメッセージお願いします」と。
 怪我で離脱中の濱中への寄せ書きだった。

 だんな様は「ハマちゃん、あせるなよ」、わたくしは「元気な姿を待ってます」と言う意味のことを書いて渡す。
 後ろに並んでいる人が「いずれファーストしかできない体にならないだろうか?」などと話していた。そうならないことを願う。

 近くの人にデイリーを少し見せてもらったりしつつ時間つぶし。(駅ではデイリーだけが売り切れだった)
 さすがだ。トップの記事が桧山のホームランとは。

 暑さのせいでけだるさが出て、並びつつも眠気が出てきて仕方がなかった。

まだまだ続く・・・・・。
 3時半くらいから移動開始。
 おそらく外野席のお客さんから先に入れているのだろうけど、並んでいる場所から、人がダッシュしていくのが見える。そういえば去年も走ったなぁ。ほんとは走りたくはないんだけど、後ろが殺気立っているから逃げるかのような走り方をしたなぁ・・・なんて、思い出してみた。

 なんとかイイ感じの席を確保。阪神の選手のフリーバッティングを見たり、勝利を祈るためのビールを買ったりと、ちょっとあわただしく過ごす。
 金本・アリアスが、スタンドに飛び込む大きなあたりを見せるたび、会場がどっと沸く。

 おそらく今日は、先日と同じベストメンバーでくるだろう。
 だけど、相手投手によっては、左右バッターをいじくる可能性もあるよね。もし左投手を持ってこられたら、片岡はベンチスタートになってしまうかもねぇ・・・。
 等とあれこれ話していたが、ちらっと「横浜は三浦だろうから云々・・・」と言う声が聞こえた。ので、片岡スタメンは心の中で確定。
 阪神は福原だろうから・・・なんだか投手戦な予感がする。そうなった場合、今年は何となく阪神が不利な気がするから、できれば早い時期にたたみかけて、三浦を引きずりおろす様な形がいいけど、どんなものだろうか?
 それともここ最近は試合の後半に強いから、安心していいのだろうか?
 去年は、三浦が好投しても、援護に恵まれずに勝ち星がつかない事が多々あったけれど、今年はそんなでもないしねぇ・・・等々、とりとめもなく、話は続く。と言うか、そうでもしないと眠気がひどくてたまらなかったから。
 既にコンタクトがぱりぱりしてきて、目薬も手放せない。目をつぶっていると、そのままトロトロトロ・・・となりそうだったし。

 風が出ればそこそこ涼しいのだけれど、蒸し暑さはたちまち戻ってくる。
 4時半過ぎた頃にはもう、体の中に熱がこもって、出て行こうにも外の空気も暑いから行き場がないような感覚を覚える。
 ハマスタ名物?の、ミカンの乗ったかき氷で、体を冷やしてみた。
 なんだか台湾の、お好みでトッピングを選べるかき氷みたいでよろしい。
 額あたりがキンキンするけれど、首から下の方が「もっと水分をくれ」と悲鳴を上げているようで、どんどんかき込んでしまった。これ、かなり人気があるらしく、一番行列が長い。
 トイレの順番待ちと見間違えてしまったほど(何

 熱中症になる寸前ぐらいの炎天下で食べてこそ、かき氷ですな。

 睡魔と軽く格闘しつつ、時々トイレにも行きつつ、喫煙所に行きつつ、と言うところで、先発投手発表が。
 やはり、三浦VS福原だ。

 おっと、これはいかん。
 すぐ席に戻らないと。ベンチ入り選手・スタメンの発表も続いてされるはず。ぼんやりしていたら、1〜9に間に合わない、と、あわててタバコを消してスタンドへ。

 当たり前だけれど、相手も必死だ。去年のような「もぅだめポ」な空気が、ライト側には全くない。むしろ士気は甚だ高いと言って良いぐらい。(戦争かよ!)
 だから、負けまいと、1〜9を歌う声を意識して大きくした。
 心なしか矢野の応援歌は、まだ前半部分の声が小さいような。

 早速今岡のヒットに、赤星の盗塁、と、「阪神酒飲み音頭」の様な展開に。
 しかしこの後が続かなかった。

 そして本当に、桧山が倒れて残塁。
 昨日の今日だから、こんなもんかなぁなどと、またも桧山に冷たくしてしまうわたくし。
 みんな「あまり期待しちゃいけない」等と言いつつも、歓声はひときわ大きくなったのだが・・・タメイキも同じぐらい出る。

 その裏、福原もいきなり、先頭打者・石井琢郎にヒットを打たれる。
 内心「げぇっ!」と動揺しているのだけれど、「まぁ、しぃちゃんは、多少は打たれるよね普段」などと無茶な事を言って自らと阪神を励ましてみた。
 ここでイヤな予感がよぎる。ゲッツーにでもしない限り、ウッズに打順がくるではないか。
 そう、二度ほど、ウッズの場外を目の前で見せられたのだった。
 二度あることは・・・と言うけど、と。

 けど、とりあえずこの回は終了。

 しばらく淡泊な展開になるかと思ったら、あろう事かまたしても琢郎に打たれ、種田にタイムリーが出て先取点を許してしまう。
 今日は、ベイスターズのテーマを流させないでくれ!と言う願いも空しく。
 石井琢郎、イイ動きしてるなぁと思った矢先だ。

 が、なんとか最少失点で終わってホッとした。
 その後たびたびスタンドが沸くものの、なかなか打線が繋がらず、残塁の山。
 まずいなぁ〜と言うのと、時々福原の投げ方が不安定になるとヒヤヒヤするのとで、時間が過ぎていく。

 じっくりと福原を見守ってみたのだが、先の失点以外はそんなに悪いところが見つからなかった。
 もっとも、彼が一番良いときは、以前も書いたように怖いほど落ち着き払って堂々として見えるが、そう毎回同じようにとは行かない。むしろのらりくらり気味だったよなぁ?などと、とにかくプラス思考を心がける一方で

 「やはり自分は、負けを呼び込んでしまう貧乏神なのかしら」

 等と泣き言を言いたくなる。
 何せ、生で見た試合のすべて勝っていない(引き分け含む)のだから。

 だがしかし。
 6回、大ピンチを迎えた後の3人連続Kにしびれた。
 歓喜の声を上げると言うよりも、むしろ「吠える」に近い声を出してしまった(汗

 次の回はおそらく交代だろうから、なんとか今岡まで回して、勝ち星がついて欲しい。

 そう願ったが、代打葛城は打ち取られてしまった。
 福原に勝ちはつかないけれど、むしろ8回は今岡からスタートだからこれでいいような気もするけど。仕方ない。

 そういえば、いつの間に葛城の応援歌ができたのだろう?
 と言っても、多分赤星のお下がりっぽいが。
 暗黙の了解のように「アイヤー!」と、フライングかましちゃったわさ。恥ずかしい。

 あ、それから。
 どさくさ紛れに風船を飛ばす人が結構いっぱいいた。
 ファンの人や球場のスタッフが注意したりしていたけど、ちらほらと見たぞ。
 ブラックホッシーに〆られるぞー。なんちって。
 当たり前だけど、ブラックホッシーが現れるたび、3塁側は大いに盛り上がった。
 「ブラックホッシー トラッキー」でぐぐってみたが、やっぱりそうだったのか。

 そして三浦は続投の様子。
 このまま不完全燃焼で終わるのか、それとも8回にして崩れさせることに成功するのか。
 今岡は当たっているのでもしかしたら・・・

 いやぁ、どうなんだろう。

 さらに続く・・・・・。
 三浦を引きずりおろすことはかなわないのかと思ったその時。
 試合が動いた。
 今岡が出塁しなかったら、今日はまず勝てない、と、ほのかに思っていた矢先だった。
 打球はぐんぐん伸び、レフトスタンドに飛び込んできた!

 打った瞬間、なんて言うか・・・「!!」

 他に表現方法が見あたらない。打球が伸びていくのと同じようなタイミングで、ひょろひょろっと立ち上がり、入った!と分かった瞬間には飛び上がってしまった。

 出塁のたびに盛り上がるが、今ひとつ燃え切らなかった観客に、一気に火がついたようだった。
 ハッキリ言って、ダイヤモンドを一周する彼の姿をあまり覚えていない。
 次の瞬間には何かこみ上げるものを感じ、涙が出てきそうだった。

 せめて同点にしてくれたら、と思っていたのだけれど、この時点でうっすら勝ちを確信していたような気がする、今にしてみれば。
 これまで好投していた三浦がたちまち崩れた。

 この後赤星も出塁。「走れ!走れ!赤星!」コールと「タイムリー!タイムリー!片岡!」コールがこだまする。
 既に座っている人はほぼ皆無。もうみんな勝つものと疑いなく思っている様子。いや、だんな様も、わたくしも。

 そして本当に逆転!
 赤星がホームに返った時はもう、「満面の笑み」を通り越して、体全体で笑っている状態。
 メガホンを叩きまくって腕が少ししびれていたけれど、そんな自覚は殆どない。
 「酔いしれる」。
 これ以外の何者でもないでしょう。

 今まで全くいいところがなく、凡退するとあちこちでヤジが飛んでいた桧山にもホームランが出て、一気に4−1と。3塁側のボルテージは最高潮、気がつけば熱気がムンムンして熱くなってきた。暑く、ではなく、熱く。

 更に9回には鳥谷も頑張っていた。
 もう前後上下左右、ビリビリと空気が揺れている。
 そして「きゃああああ」ではなく「ぎゃああああ」に近い声が止まらない。
 「ぎゃああああ」だと、なんだか負けてるみたいだけど、吠えて吠えて吠えまくり。
 もぅ、気取るも何もあったもんじゃあない。たいそう見苦しいものをお見せしてしまったような気がする。周囲のお客さんどうもすみませんでした。

 最後は安藤・ウィルで締めるかと思いきや、マイヤーズ登場。
 なるほどオリンピックも間近、二人が抜けたときの事を考えての登板なのだろう。まぁせっぱ詰まったらウィルに切り替えるのだろう、と納得したけれど、途中やはりヒヤヒヤした。
 「やっぱりウィルにしようよぉ〜」などと、少し口に出してしまった。言っておくけど野次るつもりはなく、独り言の範疇。
 が、もうじき本当にマイヤーズが一人で締めなくてはいけない時が来る。我慢して使うしかないのだろう。
 「あと一人」コールまでがやたら長く、満塁にまで迫られたので、これは1点くらいは仕方がないかも知れない、と少し覚悟する一方、このまま終わってくれ、終わってくれ、とも。

 その時は来た。
 平凡なゴロがグラブに収まり、送球されてアウト、試合終了。

 歓喜の声が上がる。
 たたき割ってもかまわないほどの力でメガホンを叩く。
 お立ち台に今岡と片岡が呼ばれて、またしても3塁側が沸いた。
 セ・リーグはビジターのインタビューは確か場内に流さないので、今日のヒーローは今岡以外あり得ない、なのに声が聞けないのか・・・と思いきや、ハマスタの美声な男性が「放送席、放送席〜」と言うので、うれしさ倍増。
 一言一言に燃えた。正直に言うと「萌え」もした。
 二人ともしゃべりは妙にさっぱりして、あまり変わった事を言うイメージがない(特に片岡)が、それでも嬉しい。
 今岡の声はなかなか好き。片岡の少しぎこちない話し方も好き。

 念願の「勝利の美酒」、そして「六甲おろし」、1〜9を、思う存分歌った。
 このテンションを、どうしていいのかよく分からない。とりあえず外に出てしまったら騒ぐことはできないので、今のうちに騒いでしまえ。
 そんな感じ。

 周りの人がハイタッチを求めて来る。全く面識もなく、試合中も言葉を交わすことはなかったけれど、何度もハイタッチした。
 これもやりたかったのだよ。

 とりあえず高ぶる気持ちを少し抑えて移動しようとしたけれど、周りはそうは行かず。
 声高らかに、六甲おろしと1〜9を歌っている。
 一旦抑えたはずがこれによってまた呼び起こされ、ハマスタの構内では結局みんなといっしょに歌ってしまった・・・ちょっと不覚。
 通りに出たら我慢しましたよ。って、それが当たり前か。

 でも駅までの道のり、歌声が途絶えることはなく、挙げ句駅のホームでも、車内でも、どこからともなく声が上がっていた(汗
 ドラマチックな勝ち方な上、巨人が負けたという知らせが入ってきていたから、なおのこと大盛り上がりなのだろうな。
 JRの横浜駅まで歌声は止むことがなく(関内〜横浜までみんな歌いまくり)、おのおの帰路につくため違うホームへと歩いていくときに「阪神ファンの皆さん、今日はお疲れ様でした!」という声が上がり、お祭り騒ぎはようやく終了。

 徐々に縦じまのユニフォーム姿の人が見えなくなるに連れ、ようやくクールダウン。
 二人とも東横線乗る直前に着替えてしまったし。
 こうなると一気に疲れが来て、帰りもうとうとしながらだったし、家に着いたらシャワーを浴びて爆睡。

 あぁー。初めての勝利。なんて気持ちの良い。
 待ちに待ったと言うか。

 もう「負けるからお前は行くな」とは言われないかしらん?

取り急ぎ

2004年7月20日
お帰りをお待ちしておりますよ。
と、子供の頃勘違いしていた事を、ここで告白しておきましょう。
この誤字はわざとですよ。土用の丑の日って、分かってますよ。(笑

多分、サザエさんかなんかで、「土用の丑の日」が話題になって、それがたまたま土曜日だったから、勘違いしたんだと思う。

うちは、なんでもないときでもウナギ大好きなので、安く売ってるとうな丼などにするけど、この夏の「土用の丑の日」だけは贅沢して、一番近いウナギやさんで蒲焼きを持ち帰ったりしてます。
脂の乗り具合が全然違って、かなりファン。

しかし。
乗り遅れたか、見事に完売していた(号泣

ところで、未だに「ひつまぶし」を食したことがないのです。
最後の3杯目?の、お茶漬けにしてサラリとというのに惹かれてる。
いつも丼にしているよりも、もっと多く食べられそう。

本場・名古屋で食したい所だけど、こう検索かけてみると、通販でずいぶん出ているようで。
うーん、注文してみようかしら。

でも高いよね。
って、今日は結局どうしよう。
一年に一度の蒲焼きも買えなかったことだし・・・安いウナギを買ってきて、小さく切って炒り卵をのせた「うな玉丼」も捨てがたい。ざっくりごはんに混ぜてしまうから、安いウナギでもイイ感じで食べられるし。
・・・と言うわけで、サササっと支度してしまった。
後はだんな様の帰りを待つのみ。

食物繊維不足

2004年7月22日
なんかお腹が張るような感じが、このところ続いていたり。

食物繊維というか、野菜が足りてないかも。
だから今日は、ゴボウのサラダに決定。
マヨネーズベースのドレッシングで和えてみよう。

ところでゴボウは、充分にあく抜きをしてあげないと行けませんね。
どうしても黒ずんでしまい、見た目が汚くなってしまう。
以前、「たたきごぼう」って言うのかな、5センチくらいに切って、棒で叩くと言うのをやってみたんだけど、みるみるうちに黒っぽくなって悲しかった。
だから、水にさらす時間はかなり長めにしているつもりなんだけど、それでも黒っぽくなるような気がするなあ。

酢を入れるのは、レンコンだったよねぇ。
これも後日義母に訊いてみたらば、酢が足りなかったことが判明したのだけど。

どうしたものか。
ぐぐってみたけど、いまいちよく分からない・・・。
「水にさらしすぎると風味が落ちる」なんて事が書いてあったりする。そんなあ。

年かしら

2004年7月23日
冬よりも、この時期の方が辛くなってきたような気が。

「夏バテ?何それ?この時期はかえって食欲沸くんですけど」
などと言っていたあのころが懐かしい。
晩ご飯がそうめんだと文句ばっかり言っていたあのころ。

あ。書いていて空しくなった orz
これを購入したのは、野球を見にいった日のことですが、ネタがないので無理矢理ネタにしよう。

常に持ち歩くであろうものに限って、うっかり鞄の中に入れ忘れてしまう事が多々。
ライターもそうだし、筆記用具の類も然り。

けど悲しいかな、何処でも手に入りやすかったりするから、その場で無いことに困り、気軽に買ってしまう。
帰宅すると、同じものが山のようになる。全く以てバカバカしいというか、むなしさを感じるのよね、その山を見ると。

この原因は、まず自身が何かと忘れ物をしやすいのが一つ。
後は、ちょこちょこと鞄を持ち変えるのはいいとして、詰め替える作業を怠ってしまう所にあるわけで。

要するに、根本的な適当人間だなー、と、自己嫌悪してしまう。

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これを買った日は、珍しくコンタクトをして出かけたのだった。
野球観戦は暑いし、メガネだと汗をかくと気持ち悪い。鼻の部分がかぶれたりもする。それに気分がよそ行きなので、暗く見えるメガネをして出かけるのもなんだかイヤだし。

しかし、どうも当日は目の調子が悪くて、横浜に出かける途中で既に目がぱりぱりとして、気持ち悪かった。こするわけにも行かないし、外してしまったら、半径数メートルの視界すらおぼつかない。
野球観戦の時には、大概持って行く鞄は同じものだったりする。だから、目薬は常にその中に入れていたつもりだった・・・が。

ポケットや鞄のなかを探ってみても見あたらない。

一体いつ取り出したのかも記憶にないのだから、ほとほと自分がイヤになってしまう。既に入っているものと疑うことなく出かけてしまったのだから。
「チケットと財布さえ持っていれば大丈夫だもん」という考えがそもそも間違っているのだろうな。

目をぎゅっと閉じて、涙を促してみても全く効果がない。気持ち的にはプールから上がったときに目を洗う、あれが欲しいぐらい、乾燥度と不快感がつのってしまった。

仕方がないので、駅構内のドラッグストアで、上記写真の目薬を購入してしまった。
頻繁に差す事になったけれど、この爽快感はかなり良い。

コンタクトを入れても、長時間出かけっぱなしでない限りは、殆ど違和感がないほどなじむ時もあるのに、今日に限ってと思った。

帰った後目薬の山を見てまた自己嫌悪ですか?と思われた方も多いかも知れないけれど、こと目薬だけは、殆どの場合紛失してしまう。
さすがに「結膜炎用」とか「ものもらい用」と言った目薬は、大切に救急箱にしまってあるのだけれど、コンタクト装着時の目薬だけは・・・買っては無くすの繰り返し。

もったいない。

だれだれ

2004年7月25日 おしゃれ
この土日、だんな様は休み無し。限りなく不眠不休状態。
多分代休は取れると思うけど、ここ数ヶ月はかなりオーバーワーク気味なので心配です。
留守番のわたくしも、今日はさっぱり覇気がなく、家でだらだらと過ごすばかりなり。

プールに行く企画がなかなか実行されませぬ。
市民プールでかまわないのだけど、よけい疲れさせてしまうような気がして、「行きたい」と切り出せずにいたりも。

そろそろカワイイ水着が欲しいと思いつつも、先立つものも無し、第一既に似合わない域に達している気がしないでもない(泣

妙にスッキリ

2004年7月26日 日常
と、目覚めて、気分もそこそこ良いので、なんか色んな事をして過ごした。
大体その日その日「えーと、アレとコレをやって・・・」と考えを巡らすのだけれど、体が動かないことが時々。何か一つか二つ、抜けてしまうのが普通だけど、今日は用意周到にメモなど書いて、完了したらチェックを入れ・・・等と、なんだか珍しくさえていた気が。

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用事の合間に、スイミングクラブの横を通ったのだけれど、プールのにおいが少し違って感じられたような。
普段はこう鋭くて、強烈に鼻をつくみたいな、あまり良いものと思えないのに、今日ふっと香ってみたら、夏のだるい空気とうまく混じり合って、懐かしい感じがした。
ふわふわと漂うような、かすかな香りだ。

ああ、毎日のように行った、市民プールのにおいと同じだ。
なぁんて、ぼんやりと考えてみた日。
 大家好。

 今日も中国語のレッスン。ほんとは昨日の疲れを引きずり気味で、あんまり行きたくなかったけど、ちょっとサボり気味なのでちゃんと。
 先生の名が「チューヤン」でビックリした。あのチューヤンとは字は全く違うし、メガネをかけている以外全然似てないけど、無理矢理カタカナにすると「チューヤン」。

 厳密には「チゥヤン」に近いか。

 このレッスンと、必要な買い物が済んだら、後はだらけ気味。
 何故だか目と肩が重たくてだるい。PCいじりは自重しているけど、それでもだるい。
 熱いタオルと、冷たいタオルを、交互に目に当ててリラックスしてみたらほんの少しスッキリしたけど、しばらくするとまたずしんと重たい何かが感じられる。

 目にタオルを乗せようとしたときに、ふと首に触れた。ら、なんだか気持ちよくて痛みがほんのり和らぐ気がしたので、首にも巻いてみた。
 氷水にタオルをつけて、かなり固めに絞って。

 さすがに出かけるときは、それ相応の格好をするんだけれど、ひとたび家に戻ると楽さ重視で、かなり服装は適当。ゆったりTシャツに短パンとかね。
 それで今、髪を伸ばしていて、二つに分けて束ねた上に、ヘアバンド付けたりしてる。ひみつのあっこちゃんみたいなヘアスタイル(汗
 だらしない格好にタオル巻き・・・冷静に考えたら恥ずかしい。

 お風呂掃除でもするみたいな出で立ちだわさ。
 いきなり町会長さんが来て、だいぶあわてた。取り急ぎジーンズ穿いて取り繕ったけど。

マッサージ

2004年7月28日
少しやってもらったら、楽になったけど、これは周期的に来るものと判明。
ふとしたきっかけで「そういえば月に一度くらいは・・・ん?」って気がついた。

基礎体温はバカにできないのね。
ざっと見返したら、妙に納得。

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