甲子園遠征Part2・ほろ苦デビューに終わる
2004年4月28日 プロ野球観戦 少し早めに甲子園へ。
着いた頃にはすっかり天気も良くなり、日がまぶしい。
朝のうちは雲も多く、体が冷え冷えになったというのに。
でも風は強い。
球場に向かう途中のマクドナルドの店頭に「阪神が勝ったら翌日ナゲット105円」とあった。ちょっと笑ってしまった。
甲子園駅前ならではのサービスですね。
一塁側から外野にかけて、のんびり歩いた。スサノオ神社にも行ってきたし。
ベンチに腰掛けてしばし休憩。少し冷たいが心地よい風に吹かれ、日差しを浴び、じつに「じょんのび」した。
甲子園のツタも、明るい緑色。イメージではもっと暗い感じだったけれど、風によそぐのを見ているうちにまた気持ちが和んできた。
3時ぐらいを境に、徐々に人が増えてくる。子供がトラッキーのかぶり物を交代でかぶったり、キャッチボールしたりしてるのが微笑ましい。ハマスタでもこんな光景は見たけれど、わたくし自身の「見る目」がちょっと変わってきてるような。
結局開場は4時ちょうど。
自分の席に行くまでの間、別の入り口からちらっと球場が見え、鳥肌が立つ。
知ってはいたが広いし、とても綺麗だ。土の球場はいいもんだなぁなんて。
ドームのように閉塞的じゃなく、広い。空の青と芝の緑がもぅ・・・・・。
弁当を食べたり、売り子さんや、他のファンが入ってくるのを見ているうちに試合開始時刻が迫る。
イベントというか、何人かのファンが選ばれて、投球をしていたのだが、一人の男の子の話に笑ってしまった。
スタッフ「好きな選手は?」
子供「キンケード選手です」
観客(なぜマイク???)
スタッフ「どんなところが好き?」
子供「当たりそうな球でもよけないところ」
観客(苦笑と爆笑の渦)
いや、わざと当たりに行ったりよけないでいるのはあまりイクナイのでは・・・?
でもその子の投球はなかなかのもので、ちゃんとキャッチャーに届いているし、70km/h台行っていたので、結構見入ってしまった。
6時少し前にスタメン発表。
ピッチャーは久保田と、ウォーカーだ。
2試合連続で久保田が投げるのを見る事になる。いや、3試合か。デビルレイズ戦ちょっと出ていたし。
1〜8番もここに来て定着しつつある。
しかし。
久保田、立ち上がりからあまりよろしくない。いきなり先頭打者に四球。
このあとも、ボール先行気味だ。
やはり彼のいいときと比べると、球が「軽い」ような。ずどんと落ちるフォークもあまり出ず、バッターもイイ感じでやり過ごしている。
と、「あっ球が離れるの早い!」と感じたボールを、きっちり内川と佐伯に持って行かれてしまった。ウッズのゲッツー間の得点もあり、いきなり0-2。
球数が多い、と言うより、一球一球の「間」が長い感じ。あまりチャカチャカ投げるのもわたくしの好みに反するけれど、そのおかげか、1イニングがヤケに長く感じられた。
とにかく、やはり病み上がりというか、まだ久保田「らしさ」が無い。
昨年彼が投げるときは、結構ワクワクしたものだが。とても「面白い」ピッチャーだな、と。
うーん「見てられない」というか、心配で心配で。そんな感じだった。
一方の阪神も、何となく淡泊。
久保田のスリーバント失敗の時のヤジはすごいものがあった。
ピッチャーは割とバントうまい人多いはずなのに・・・もぅ。
少し話がそれるが、ほんとは久保田ってスイッチだったりするので、左打ちを一度みたい。だが、コーチから禁止されているとか。封印しているけれど、案外左に立つとおもしろいんじゃないか・・・とつまらないことを考えてしまう。
その後もちびちびと点を取られ、0-4。4回裏の金本のヒットが悔しすぎる。先日いろいろ悩んでいる風に見えて、見ていて切ないと言う意味のことを書いたばかりなので、「やっとイイ金本が!」と思った矢先に2塁まで進んでアウト・・・・・。
たられば話はあまりしたくないけれど、これが間に合っていたら、流れも大きく変わったんだろうに・・・。
結局5回で久保田降板。ため息ばかりが出てしまう。
2番手が桟原。確か数日前の和田コーチの日記でも絶賛されていた。周囲ではちらほらと「誰???」みたいな声が。
しかし、いきなり140km/h後半。3球目だかには151km/hをマーク。
どよめきが起こる。「最初から出しとけや!」などと意味の分からん声も。
最初から・・・は酷だってばよ。
ヒットと四球が一つずつ出たものの、初登板としては上々か。
この1イングのみで、吉野に交代してしまったが。
それにしても、風向きも悪くないというのに、打球があまり伸びない。
と言うか、金城のグラブに吸い込まれるかのようだった。
ここでぐっと我慢してくれれば、まだ分からない、と言えるのだが、いきなり吉野が内川からホームランを打たれる。
是非復調して欲しいのだけれど、吉野よ、一体どうした?
それとも、日本シリーズの時の吉野が神懸かり過ぎていただけ?シーズン前はかなり期待されていたのに、あぁ・・・(泣
風船をふくらますのに必死でこの回あまりしっかりと見られなかったけど、結局0-6と。
牧野は良かったが、こうなると軽く諦めモード。ヤジも多くなる。もうヤジを通り越して、口汚く罵ると言った方が正しいか。
内容までは覚えてないが、かなりきついことを言っていたか。
吉野に対して、審判に対して、その他諸々。
7回裏、金本四球で少しテンションが上がった。
桧山のラッキーな当たり、アリアスのヒット、矢野のタイムリーと続き、声援がたちまち大きくなる。
ビリビリと言うか、ドンドンと言うか、響く響く。少し声援に照れがあったわたくしも、半ば怒鳴るような勢いで応援歌を歌った。
が、結局3-6までで止まる。
この時点で帰ってしまう人もちらほらといた。
続く杉山、8回こそびしっと抑えたけれど、最終回にグダグダに。エラーなども手伝い、また場内の雰囲気が一気に悪くなる。
また、ニヤニヤしながら投げてたんじゃないでしょうねぇ。
さすがに表情までは見えなかったけど。
正直、杉山ってしまりが無くてあまり好きじゃない。先日巨人戦の際に、打たれてもへらへらしていたので軽くむかついたのは内緒。今日もそんな調子だったのなら・・・喝だ!
最後、なんとか1点を返すも、結果は4-9で負け・・・・・。
その場でがっくりとしてしまい、しばらく動けなかった。
これで、対横浜戦は4連敗。
一気に疲れが出てしまって、何とも切なく空しい気持ち。
ちょっとトイレに行ったら、悔し泣きしている女の子もいた。
着いた頃にはすっかり天気も良くなり、日がまぶしい。
朝のうちは雲も多く、体が冷え冷えになったというのに。
でも風は強い。
球場に向かう途中のマクドナルドの店頭に「阪神が勝ったら翌日ナゲット105円」とあった。ちょっと笑ってしまった。
甲子園駅前ならではのサービスですね。
一塁側から外野にかけて、のんびり歩いた。スサノオ神社にも行ってきたし。
ベンチに腰掛けてしばし休憩。少し冷たいが心地よい風に吹かれ、日差しを浴び、じつに「じょんのび」した。
甲子園のツタも、明るい緑色。イメージではもっと暗い感じだったけれど、風によそぐのを見ているうちにまた気持ちが和んできた。
3時ぐらいを境に、徐々に人が増えてくる。子供がトラッキーのかぶり物を交代でかぶったり、キャッチボールしたりしてるのが微笑ましい。ハマスタでもこんな光景は見たけれど、わたくし自身の「見る目」がちょっと変わってきてるような。
結局開場は4時ちょうど。
自分の席に行くまでの間、別の入り口からちらっと球場が見え、鳥肌が立つ。
知ってはいたが広いし、とても綺麗だ。土の球場はいいもんだなぁなんて。
ドームのように閉塞的じゃなく、広い。空の青と芝の緑がもぅ・・・・・。
弁当を食べたり、売り子さんや、他のファンが入ってくるのを見ているうちに試合開始時刻が迫る。
イベントというか、何人かのファンが選ばれて、投球をしていたのだが、一人の男の子の話に笑ってしまった。
スタッフ「好きな選手は?」
子供「キンケード選手です」
観客(なぜマイク???)
スタッフ「どんなところが好き?」
子供「当たりそうな球でもよけないところ」
観客(苦笑と爆笑の渦)
いや、わざと当たりに行ったりよけないでいるのはあまりイクナイのでは・・・?
でもその子の投球はなかなかのもので、ちゃんとキャッチャーに届いているし、70km/h台行っていたので、結構見入ってしまった。
6時少し前にスタメン発表。
ピッチャーは久保田と、ウォーカーだ。
2試合連続で久保田が投げるのを見る事になる。いや、3試合か。デビルレイズ戦ちょっと出ていたし。
1〜8番もここに来て定着しつつある。
しかし。
久保田、立ち上がりからあまりよろしくない。いきなり先頭打者に四球。
このあとも、ボール先行気味だ。
やはり彼のいいときと比べると、球が「軽い」ような。ずどんと落ちるフォークもあまり出ず、バッターもイイ感じでやり過ごしている。
と、「あっ球が離れるの早い!」と感じたボールを、きっちり内川と佐伯に持って行かれてしまった。ウッズのゲッツー間の得点もあり、いきなり0-2。
球数が多い、と言うより、一球一球の「間」が長い感じ。あまりチャカチャカ投げるのもわたくしの好みに反するけれど、そのおかげか、1イニングがヤケに長く感じられた。
とにかく、やはり病み上がりというか、まだ久保田「らしさ」が無い。
昨年彼が投げるときは、結構ワクワクしたものだが。とても「面白い」ピッチャーだな、と。
うーん「見てられない」というか、心配で心配で。そんな感じだった。
一方の阪神も、何となく淡泊。
久保田のスリーバント失敗の時のヤジはすごいものがあった。
ピッチャーは割とバントうまい人多いはずなのに・・・もぅ。
少し話がそれるが、ほんとは久保田ってスイッチだったりするので、左打ちを一度みたい。だが、コーチから禁止されているとか。封印しているけれど、案外左に立つとおもしろいんじゃないか・・・とつまらないことを考えてしまう。
その後もちびちびと点を取られ、0-4。4回裏の金本のヒットが悔しすぎる。先日いろいろ悩んでいる風に見えて、見ていて切ないと言う意味のことを書いたばかりなので、「やっとイイ金本が!」と思った矢先に2塁まで進んでアウト・・・・・。
たられば話はあまりしたくないけれど、これが間に合っていたら、流れも大きく変わったんだろうに・・・。
結局5回で久保田降板。ため息ばかりが出てしまう。
2番手が桟原。確か数日前の和田コーチの日記でも絶賛されていた。周囲ではちらほらと「誰???」みたいな声が。
しかし、いきなり140km/h後半。3球目だかには151km/hをマーク。
どよめきが起こる。「最初から出しとけや!」などと意味の分からん声も。
最初から・・・は酷だってばよ。
ヒットと四球が一つずつ出たものの、初登板としては上々か。
この1イングのみで、吉野に交代してしまったが。
それにしても、風向きも悪くないというのに、打球があまり伸びない。
と言うか、金城のグラブに吸い込まれるかのようだった。
ここでぐっと我慢してくれれば、まだ分からない、と言えるのだが、いきなり吉野が内川からホームランを打たれる。
是非復調して欲しいのだけれど、吉野よ、一体どうした?
それとも、日本シリーズの時の吉野が神懸かり過ぎていただけ?シーズン前はかなり期待されていたのに、あぁ・・・(泣
風船をふくらますのに必死でこの回あまりしっかりと見られなかったけど、結局0-6と。
牧野は良かったが、こうなると軽く諦めモード。ヤジも多くなる。もうヤジを通り越して、口汚く罵ると言った方が正しいか。
内容までは覚えてないが、かなりきついことを言っていたか。
吉野に対して、審判に対して、その他諸々。
7回裏、金本四球で少しテンションが上がった。
桧山のラッキーな当たり、アリアスのヒット、矢野のタイムリーと続き、声援がたちまち大きくなる。
ビリビリと言うか、ドンドンと言うか、響く響く。少し声援に照れがあったわたくしも、半ば怒鳴るような勢いで応援歌を歌った。
が、結局3-6までで止まる。
この時点で帰ってしまう人もちらほらといた。
続く杉山、8回こそびしっと抑えたけれど、最終回にグダグダに。エラーなども手伝い、また場内の雰囲気が一気に悪くなる。
また、ニヤニヤしながら投げてたんじゃないでしょうねぇ。
さすがに表情までは見えなかったけど。
正直、杉山ってしまりが無くてあまり好きじゃない。先日巨人戦の際に、打たれてもへらへらしていたので軽くむかついたのは内緒。今日もそんな調子だったのなら・・・喝だ!
最後、なんとか1点を返すも、結果は4-9で負け・・・・・。
その場でがっくりとしてしまい、しばらく動けなかった。
これで、対横浜戦は4連敗。
一気に疲れが出てしまって、何とも切なく空しい気持ち。
ちょっとトイレに行ったら、悔し泣きしている女の子もいた。
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